Mobileアプリは、私たちが生活する上で欠かせない存在です。よって「自分でアプリを開発する方法が知りたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

ところが、あまりプログラミングの知識がないと、どのようにアプリを開発すればいいかいまいちわからないですよね。

そこでこの記事では、必要なものや勉強方法、手順4ステップなど、アプリを開発するための情報を解説します!

プログラミング不要でアプリが作れるサービスついても紹介しているので、自分でアプリを開発してみたいと考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

目次

本格的なアプリ開発に必要なもの

こちらでは、本格的なアプリ開発に必要なものを紹介します。

1. iPhoneアプリの場合
2. Androidアプリの場合

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. iPhoneアプリの場合

iPhoneアプリの開発に必要なものは、以下の4つです。

・Mac
・Xcode
・iPhoneなどのiOS端末
・Apple Developer Program

MacシリーズのスペックはCPUがCore i7、メモリは4GB以上、ハードディスクは64GB以上を目安にするといいでしょう。

Xcodeは、iPhoneアプリ開発のためにAppleが提供しているソフトです。
XcodeはWindowsではインストールできないため、iPhoneアプリの開発にはMacが必要です。

Xcodeを使うことで、アプリの構築、実機検証、デバッグといったアプリ開発の一連の流れを行えます。

iPhoneなどのiOS端末は、制作したアプリがきちんと動作するかを確認するために用意しましょう。

Apple Developer Programは登録証のような役割で、App Storeにアプリを公開するために必要です。

以上のアイテムを利用して、アプリを開発していきます。

2. Androidアプリの場合

Androidアプリの開発に必要なものは、以下の4つです。

・パソコン
・Android Studio
・Android端末
・Googleアカウント

iPhoneアプリとは異なり、パソコンはMac以外でも問題ありません。Windows ならWindows 8・64bit以上、8GBのメモリ・4~5GB以上のハードディスク容量を目安にするといいでしょう。また、ゲーミングPCも処理速度が速いためおススメです。

Android Studioは、Google社が開発した公式のAndroidアプリ開発専用ソフトです。2014年にリリースされ、以前の開発環境よりもテストや管理など多くの工程が簡単になりました。

Androi端末はiPhoneアプリ開発と同様に、制作したアプリの動作確認のために使います。

Googleアカウントは、Androidアプリをリリースするためのデベロッパーとして登録が必要です。

アプリ開発に必要なプログラミング言語

こちらでは、アプリ開発に必要なプログラミング言語を紹介します。

1. iOSアプリは「Swift」
2. Androidアプリは「Java」

1つずつ詳しく確認していきましょう。

1. iOSアプリは「Swift」

Swiftは、Apple社が開発したプログラミング言語です。

iOSアプリ開発の公式プログラミング言語として2014年に登場し、iPhoneだけでなくApple製品のアプリならば全て開発ができます。

Swift最大の特徴はコードがシンプルで読み書きがしやすいことです。
シンプルさから「モダン(現代的)なプログラミング言語」と呼ばれていてます。

その他にも特徴が2つあり、高速な処理速度と高い安定性です。Swift は日本語で「速い」という意味があり、その名の通りスムーズでパフォーマンスの高いアプリを開発できます。

また、安定性が高いので不具合やバグが起こりにくいです。自身が気をつけなくても、Swiftが不具合やバグの起きる可能性のあるコードを見つけ出してNGを表示してくれます。

3つの特徴から、Swiftは初心者が学びやすいプログラミング言語と言えるでしょう。

2. Androidアプリは「Java」

Javaは人気の高いプログラミング言語で、「Google3大言語」の1つです。

どのような環境でも動作することや応用力、開発効率の高さから、Androidアプリ開発以外にも様々な開発の場面で使用されています。

Javaは人気の高いプログラミング言語なので、日本語で書かれた書籍や参考記事が多いです。学習をしている際も、簡単なエラーなら日本語の検索で解決できるのはメリットですよね。

ただし、Javaは初心者にとっては若干難しいプログラミング言語です。そのため、はじめてのプログラミング学習だと苦労する可能性があります。

難易度は高いですが、Javaは習得すると一生モノのスキルになるおすすめのプログラミング言語です。

初心者がアプリ開発をできるようになる勉強方法

こちらでは、初心者がアプリ開発をできるようになる勉強方法を紹介します。

1. 独学で学ぶ
2. スクール・専門学校で学ぶ

アプリ開発の学習方法が知りたい方は、こちらの内容を参考にしてみてください。

1. 独学で学ぶ

アプリ開発のスキルは、独学の勉強で身につけられます。開発に関する書籍はたくさん出版されており、初心者向けも種類が豊富です。

また、最近では動画で学習するのがトレンドです。アプリ開発に必要なプログラミング学習に特化したサイト以外でも、You Tubeに動画を公開している方はたくさんいます。

Q&Aや実践問題を揃えた学習サイトもあり、空き時間や移動時間にも学習できるのが独学のメリットです。

しかし、独学は挫折しやすいというデメリットもあります。疑問が解消できないことや、モチベーションの低下が原因です。

挫折しないためにも、学習の目的や期間を具体的に決めてから取り組むといいでしょう。

2. スクール・専門学校で学ぶ

アプリ開発をできるようになるもう1つの勉強方法は、スクール・専門学校で学ぶことです。費用はかかりますが、基礎からアプリ開発のスキルを身に着けられます。

知識と経験に優れたプロ講師に直接教われるため、最短でかつ効率よく学習を進めることができますよ。

同じ目標を持った仲間とも出会えるので、モチベーションを維持しやすいのもメリットです。また、アプリのニーズやサービスについてのトレンドが学べるのも魅力の1つと言えるでしょう。

基礎だけでなく、本格的で実践で使えるスキルを身に着けたい人は、スクール・専門学校で学ぶことがおすすめです。

初心者がアプリ開発をするなら専門学校がおすすめ

初心者がアプリ開発をするなら、専門学校がおすすめです。専門学校は自分に必要なことを集中的に学べるので、時間を有効に使えます。

また、専門学校に通いながら資格を取得できることも大きなメリットです。アプリの開発に資格は必要ありませんが、就職や転職に有利に働く場合があります。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、実際に業界で働いた経験のあるプロが、実務で役立つプログラミングなど、アプリ開発の基礎をしっかりと教えてくれます。

さらに就職先の紹介制度もあるので、身につけたスキルを使ってゲーム業界で働くことも可能です。

アプリ開発を集中的に学び将来に役立てるためにも、初心者には専門学校がおすすめです。

アプリを開発する4ステップ

こちらでは、アプリを開発する4ステップを紹介します。

1. どんなアプリを作りたいか企画する
2. どうやって作るか設計する
3. アプリの開発とテスト
4. 公開と運用

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. どんなアプリを作りたいか企画する

まず、どんなアプリを作りたいか企画します。この後の開発工程は企画に沿って進めていくので、徹底的に考えることが大切です。

具体的には、誰にどんな場面で使ってもらうか・どんな機能があると便利なのかなどを、ユーザーの視点に立って明確化していきます。

企画はユーザーの満足度につながる、大切な作業と言えるでしょう。

2. どうやって作るか設計する

次に、どうやって作るかの設計をします。設計はアプリ開発の地図のようなものなので、重要な手順です。

さきほどの企画から、画面をどんなデザインにするのか・ボタンの配置はどうすれば使いやすいかなどを決めていきます。

まずは必要な機能がしっかりと動くようにし、システムがダウンするようなエラーを避ける設計を最優先にするといいでしょう。

きちんと設計をすることで、後からやり直しや調整が発生せずにスムーズに開発を進められます。

3. アプリの開発とテスト

続いて、実際にアプリを開発していきます。

設計に基づき、計画通りに開発することが重要です。途中で設計が足りないと感じたら、一度開発の手を止めて、再度設計フェーズに戻っても問題ありません。

作れる画面や機能からどんどん作っていき、難しいと思った機能を後回しに進めていくとモチベーションが下がりにくいです。

開発できたら、アプリが正常に動作するかをテストします。動きだけでなく細かな違和感がないかなど、企画と同じようにユーザー視点で確認することを心がけましょう。

4. 公開と運用

最後は、公開と運用です。テストで問題がなければ、iPhoneアプリ、Andoroidアプリに応じた公開の手続きをします。

無事に審査が通れば、自分で開発したアプリを公開可能です。

ただし、アプリ開発は公開して終わりではなく、運用も重要となります。不具合報告に伴うバグ改修を最優先で行いつつ、バグ報告をしてくれたレビューにはお礼を返すなども必要です。

自身がユーザーとなってアプリを使い続けることで、追加点や修正点が見えてくるでしょう。

初心者向け!プログラミング不要でアプリが作れるサービス3選

こちらでは、プログラミング不要でアプリが作れるサービス3選を紹介します。

1. Yappli
2. Monaca
3. Appypie

気軽にアプリを作ってみたい方は、こちらの内容を参考にしてみてください。

1. Yappli

Yappliは、プログラミング不要でアプリ開発・運用・分析ができるサービスです。

幅広いデザインで本格的なiOSとAndroidのアプリを、簡単に早く開発できます。シンプルな操作方法で、スマホだけでアプリ運用も可能です。

Yappliは継続率99%、400社以上の導入という確かな実績も魅力の1つ。
料金体制は初期費用と月額費用があり、要望に応じて料金は異なります。

本格的にアプリを開発・運用したい人におすすめのサービスです。

Yappliはこちら

2. Monaca

Monacaは、クラウド環境にアクセスするだけで全ての操作が可能なアプリ開発サービスです。クラウド上で開発ができるため、WindowsのパソコンでもiOSアプリ開発が可能です。

アプリのテンプレートが豊富に用意されていて、アレンジすることで自分だけのオリジナルアプリを制作できます。

これまでにMonacaによって開発されたアプリは9万個以上と、実績も確かです。月額料金は2,000円からで、無料トライアル期間があります。

お試しでアプリを作ってみたいという方におすすめのサービスです。

Monacaはこちら

3. Appypie

Appypieは、3ステップでアプリ開発ができるサービスです。
レイアウトの選択、機能の追加、アプリの公開と、初心者でも簡単に使える点が人気を集めています。

使い方がとても簡単で、ホームページからAI・AR・VRの機能を実装したアプリまで幅広い機能に対応している点も魅力です。

海外発のツールですが、日本語版のサイトもあるので安心です。月額料金は1,800円からで、30日間の返金保証があります。

まずは簡単にアプリを作ってみたいという人におすすめのサービスです。

Appypieはこちら

まとめ:初心者はアプリ開発の技術を基礎からしっかり学ぼう

今回は、アプリを作る方法が知りたい初心者の方に向けて、必要なものや開発のステップを紹介しました。

アプリ開発は独学やサービスを活用しても可能です。ただし、初心者がユーザーの要望に応えられるアプリを開発するためには、専門講師からしっかりと学ぶことが最適です。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、アプリのアイデア発想や企画の立案、実際に開発する技術を学べるカリキュラムを用意しています。

体験入学やオープンキャンパスも開催しているので、ぜひ実際に行って雰囲気を体感してみてください。